こんにちは、みさきです。

台湾に移住してみたいけれど、
まずはビザなしで90日間住んでみるのはありかな?



90日間滞在できるなら、現地で仕事を探したり、
あとから移住ビザへ変更したりできるのかな?
台湾移住を考え始めたとき、最初に気になるのが
【ビザなしで滞在できる90日間】
のルールではないでしょうか。
日本のパスポートを持っている人は、
条件を満たせば台湾へビザなしで入境(入国)し、
最長90日間滞在できます。
ただし、ビザなしの90日間は「移住準備なら何をしてもOK」という期間ではありません。
観光や生活体験には便利ですが、
就労や長期滞在を目的にする場合は、注意したいルールがあります。
この記事では、台湾のビザなし90日でできること・できないこと、
延長やビザの切り替えについて、初心者にもわかりやすくゆるっと解説します。
「90日も滞在できるなら、移住のお試し期間にぴったり!」と思いますよね。
でも、できることには意外とルールがあります。
移住を考えている人ほど、事前に確認しておきましょう。
台湾のビザなし90日とは?
日本国籍の人は、一定の条件を満たすことで、台湾へビザなしで入境し、最長90日間滞在できます。
これは「ビザ免除(Visa-Exempt Entry)」
と呼ばれる制度です。
2026年8月時点では、
日本の一般的なパスポートを持つ人は、
台湾で最長90日間のビザ免除滞在が認められています。
入境時には、滞在予定期間をカバーする有効なパスポートのほか、
出国用または次の目的地へ向かう航空券・船のチケットなどが必要です。
ここで注意したいのが、「90日間」は入境した当日から数えるわけではない点です。
台湾では、原則として
入境した翌日から滞在日数を数えます。
たとえば、1月1日に台湾へ入境した場合、
滞在日数のカウントは1月2日から始まります。
※ただし、入境日や出境期限は個別の状況によって変わる可能性があります。
航空券を予約するときは、自分で計算するだけでなく、入境時の記録も必ず確認しましょう。


ビザなし90日でできること


台湾旅行を楽しむことはもちろん、
移住前に現地の暮らしを体験する
「お試し滞在」にも活用できます。
たとえば、次のようなことは、一般的な移住準備として考えられます。
・台湾の街や生活環境を見る
・住みたいエリアを探す
・スーパーや市場で実際に買い物をして生活費を確認する
・公共交通機関を利用して暮らしやすさを調べる
・現地の文化や言語に触れる
・移住後の生活について情報収集する
実際に台湾で暮らしてみたら、
自分に合うのかな?
を確かめるための短期滞在には、とても便利な制度です。
ただし、長期間住むことを前提に、現地で生活を始めるための資格ではありません。
「移住のお試し」と「正式な移住」は別のものだと考えておきましょう。


ビザなし90日でできないこと・注意したいこと
台湾で働くことはできない
ビザなしで台湾へ入境した場合、
原則として現地で就労することはできません。
これ、意外と知らない方多いと思いますが、
とても重要ポイントです。
たとえば、台湾の会社でアルバイトをしたり、現地の店舗で働いたりすることは、
ビザなし滞在の範囲では認められていません。
「少しだけなら大丈夫」
「現金で受け取れば問題ない」
という考え方は危険です。
台湾で働くためには、
仕事の内容に応じた就労許可や、
適切なビザ・居留資格が必要になる場合があります。
また、日本の会社の仕事を台湾でオンラインで行う場合も、
働き方や滞在目的によって判断が異なる可能性があります。
リモートワークやフリーランス活動を考えている人は、
「日本の仕事だから必ずOK」と自己判断せず、
事前に台湾の関係機関や専門家へ確認しましょう。
「90日住める」=移住できるわけではない
90日間滞在できるため、「賃貸住宅を契約して、そのまま台湾に住み続けられる」
と考える人もいるかもしれません。
しかし、ビザなし滞在はあくまで短期滞在です。
長期的に台湾で暮らすためには、
仕事・留学・家族関係など、
自分の目的に合ったビザや居留資格を取得する必要があります。
台湾移住を本格的に考えるなら、ビザなしの90日間は
「移住前のお試し期間」として利用するのがおすすめです。



90日後もそのまま住み続けるためには、別の手続きが必要だよ


ビザなしの90日間は延長できる?
結論からいうと、日本人がビザなしで入境した場合、
原則として90日間の滞在を台湾国内で延長することはできません。
台湾の移民署は、ビザ免除で入境した外国人は、
通常の滞在延長を申請できないと案内しています。
「あと1か月だけ滞在したい」
「移住の準備が終わらなかったから、少し延長したい」
と思っても、基本的には台湾国内で90日を延長することはできません。
そのため、ビザなしで滞在する場合は、期限までに台湾から出境(出国)する必要があります。
なお、災害や特別な事情などによって例外的な措置が行われる可能性はありますが、
通常の移住準備や個人的な都合で延長できる制度ではありません。


台湾国内で移住用のビザへ切り替えられる?



ビザなしで台湾行って、現地で仕事を見つけてから就労ビザへ変更すればいいんじゃない?
と考える人もいるかもしれません。
しかし、ビザなしで入境した場合、原則として台湾国内で別のビザへ切り替えることはできません。
台北駐日経済文化代表処も、ビザなしや到着ビザ、実際の滞在目的と異なるビザで入境した場合、
台湾国内でビザを変更できない旨を案内しています。
そのため、台湾移住の目的が最初から決まっている場合は、
【とりあえずビザなしで入境して、現地で何とかしよう】と考えるのはおすすめできません。
就職や留学、家族帯同などの予定がある場合は、
必要なビザや居留手続きを確認し、可能であれば日本にいる間から準備を進めましょう。


90日を超えて滞在したい場合はどうする?


台湾で90日を超えて暮らしたい場合は、滞在目的に合ったビザや居留資格を検討します。
代表的な例には、次のようなものがあります。
・台湾の会社で働くための就労関連の手続き
・台湾の学校へ留学するための学生関連の手続き
・台湾人の配偶者や家族として滞在するための手続き
・一定の条件を満たす専門職向けの制度
・起業や投資などを目的とした制度
必要な条件や提出書類は、ビザの種類によって大きく異なります。
また、制度は変更されることもあるため、ブログやSNSの古い情報だけで判断しないことが大切です。
ビザを申請する前には、台湾の外交部領事事務局(BOCA)や、
台北駐日経済文化代表処の公式情報を確認しましょう。
一度出国して、また入れば90日間滞在できる?
台湾を一度出国し、再びビザなしで入境すれば、新しい滞在期間が認められる可能性はあります。
ただし、「90日ごとに海外へ出れば、ずっと台湾に住み続けられる」という意味ではありません。
短期間に何度も出入境を繰り返している場合、入境審査で滞在目的を確認される可能性があります。
また、入境の可否は、最終的に台湾の入境審査官によって判断されます。
ビザなし制度を利用した「ビザラン」を前提に、長期間の移住生活を続けようとするのはリスクがあります。
台湾へ長く住みたいなら、目的に合った正式なビザや居留資格を取得するほうが安心です。
台湾移住を考えている人におすすめの90日間の使い方
いろいろと制限はありますが、
ビザなしの90日間は、【台湾に移住できるか】を実際に確かめる貴重な期間です。
観光だけで終わらせず、次のようなことを体験してみましょう。
・平日と休日の街の雰囲気を比べる
・スーパーや市場で食費を調べる
・病院や薬局、公共交通機関を確認する
・夏の暑さや湿度、冬の気候を体験する
・住みたい地域を複数見て回る
・現地の日本人コミュニティや移住者の話を聞く
・家賃や生活費を実際に調べる
短期間の旅行では「楽しい!」と感じても、毎日暮らすとなると、
暑さや交通、言葉、買い物のしやすさなど、気になる部分が見えてきます。
90日間を「観光+移住体験」の期間として使えば、
移住後のギャップを減らすことにもつながるでしょう。




台湾移住|ビザなし90日の注意点まとめ


日本人は、条件を満たせば台湾へビザなしで入境し、最長90日間滞在できます。
ただし、ビザなしの90日間は、自由に移住生活を始められる期間ではありません。
観光や短期滞在、移住前の生活体験には活用できますが、
原則として台湾で働くことはできず、通常は台湾国内で滞在期間を延長することもできません。
また、ビザなしで入境したあと、台湾国内で移住目的のビザへ切り替えることも原則としてできません。
台湾移住を本格的に考えている人は、ビザなしの90日間を「お試し移住の期間」として活用し、
その後は仕事や留学、家族など、自分の目的に合ったビザ・居留資格を準備しましょう。
台湾移住は、憧れだけでなく、ビザや生活費、
住む場所など、事前に調べることがたくさんあります。
でも、ひとつずつ準備していけば大丈夫。
まずは短期滞在で台湾の日常を体験し、
「自分に合う暮らしなのか」をゆっくり確かめてみてくださいね。
ビザなし90日は、台湾移住への第一歩として便利な制度です。
ただし「90日後はどうする?」まで考えておくと、より安心して移住準備を進められますよ。



